孤独感

慢性的な孤独感が常にあり、消えない辛さを楽にする方法

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「慢性的な孤独感への対処法」上のプレーヤーで聞くこともできます。
よろしければ音声を聞きながら、最後まで記事を読んでみてください。

 

こんにちは、心理カウンセラーの高牟禮(たかむれ)です。

カウンセリングをしていると、
慢性的な孤独感というのは、
多いテーマですね。

しかもこの孤独感、
人といても消える
ものではないようです。

いろいろ話していると、
紛れることは紛れます。

でもそれで
満たされるわけでもない。

心の奥底の
孤独感はそのままあり、
何をやっても届かない。
それだけに
切実な問題なんですね。

この孤独感は、
どうしたらなくなり、
心が満たされるのか。
そのヒントをお伝えします。

環境的に孤独な場合の対処法


孤独感というのは、
言わば「さびしい」という感情です。

本来は、人との接触がなく、
環境的に一人ぼっちのときに、
起きてくる感情です。

その場合の解決法は、
人との接触を増やすことですね。

ただこういったアドバイスは、
あまりうまくいかないことが、
多いのです。

人と接触する、という具体的行動に、
なかなかうつれないのです。

ということはさびしいと同時に、
人と接触することを望んでいない、
ということがわかります。

自分の中で、
意見が割れているわけですね。

真逆の意見を持つ二人が、
二人三脚をやっているような状態になりますので、
外からは一貫性がなかったり、
優柔不断に見えてしまうのです。

さびしいけれど動けない、
という状態ですね。

そんなときは、
動けない心理的な理由を
探っていきます。

すると人に対する不信感、
恐怖のようなものが、
強いことが多いですね。

さびしいということは、
人に近づきたい、
触れ合いたいという欲求があること。

でも同時に人に不信感、恐怖があり、
ブレーキをかけてしまうのです。

このパターンで行き詰まっているとしたら、
人に対しての不信感、恐怖を
和らげていくことが
とても大切になります。

「人は危険だ」
「人は私を傷つける」
「人は私を利用する」

といった
思い込みがあるからです。

この思い込みは、
軽いレベルであれば、
ここでお伝えした情報を活用し、
自己理解を深めていくことで、
和らげることができます。

人の対するマイナスの思い込みがあっても、
「それは事実ではない」という気づきを
キープできるようになるからです。

人との接触を増やすことも、
徐々にできるようになります。

人と接触しているのに孤独感を感じるときの対処法

友人も多く充実しているように見えるのに、
孤独感でいっぱいというケースもあります。

これは心理的な孤独感ですね。

これには2つのパターンがあります。
表面的なつながりはあるけれど、
深いつながりを持てていないケース。
そして、相手は深いつながりを求めているのに、
受け入れないケースがあります。

これは先ほど紹介した、
安全面に関する
否定的な思い込み。

「人は危険だ」
「人は私を傷つける」
「人は私を利用する」

このようなものがありつつも、
表面的な対人スキルがあるので、
外からはわからないケースですね。

そしてもう一つ、
愛にまつわる思い込みが
関係していることもあります。

「私は人から好意を持たれるはずがない」
「人が近づいてくるのは、何か裏があるときだけ」
「私は人から愛される価値はない」

といった思い込みがあり、
心を閉ざしてしまっているからです。

こういった思い込みが
長年続き習慣になっていると
手間暇をかけて、
緩めていく必要があります。

孤独感の元凶は、自分で自分の感情を見捨てていること

自分の思い込みを和らげていく第一歩は、
自分の感情に対する気づきを増やすことです。

例えばさびしいなら、
「ああ、いまさびしいんだな」と
気づけることです。

この気づきが可能な自分は
感情とは違う
心の部分です。

気づく自分と、
感情の自分という
2つの部分があるのです。

そして孤独感を感じる人に多いのは、
気づく自分と感情としての自分が
切り離されていることです。

気づく自分と感情の自分が
つながっていると、
辛い感情が出てきたときに
ケアすることができます。

しかし、つながっていないと、
辛い感情を感じることができません。
結果的に見捨てることに
なってしまうのです。

深い思い込みは感情としての自分と関係がある

自分の長年の思い込み、深い思い込みは、
感情としての自分と関係があります。
気づく自分が、
感情としての自分に働きかけることで、
思い込みを変えることができるのです。

ところが気づく自分と感情としての自分が、
切り離されていると、
思い込みを変えることはできませんし、
切り離されていること自体が、
孤独感を深めてしまうのです。

孤独感を解消するには、感情としての自分とつながること

まずは気づく自分と、
感情としての自分がつながることが、
孤独感解消のためには必要です。
そのためには、
自分の内面に意識を向ける、
ということ自体を
習慣にしていくことが大切です。

現代人の多くは、
外的なことに意識を向ける頻度が高すぎて、
自分の内面はおざなりになっている
ことが多いですね。

といっても元々内面に意識を向けることが
苦手な人は、
「内面に意識を向けましょう」と言われても、
とても難しく感じることと思います。

内面に意識を向けることができるようになるには、
段階的なトレーニングが
必要になる場合があります。

慢性的な孤独感を解消するには、始まりに触覚を開発することが大切

内面に意識を向け、
感情とつながるための第一歩は、
触覚の開発です。

なぜなら感情というのは、
ある種の身体の感覚です。
例えば不安な時、
胸から喉元のあたりにかけて、
ザワザワとした感覚があります。

怒り心頭のときは文字通り、
頭に血がのぼるような
感覚がありますよね。

このような身体の感覚は、
五感で言うところの
触覚と近いのです。

だから内面に意識を向けることが難しく、
感情が感じることも困難な場合は、
触覚から始めると、
感受性が開いていきやすいです。

例えば手で、
胸や喉元に触ってみるのも
いいでしょう。
触れたとき、
手の感覚は感じられるでしょうか?

なかにはあまり、
よくわからない方も
おられるかと思います。

そんなときは手で
胸や喉元の右側と左側を
交互に触ってみて、
その違いを感じ取ってみましょう。

すると右側の方が、
手で触れられていることに
はっきり気づけるとか、
その逆とか。

このような「左右差」に
気づくことが大切です。
それが触覚という
感情を感じるための扉を
開くことにつながるからです。

このような取り組みを日々続けていくと、
手に触れられたときの身体の感覚が
よりはっきりとわかるように
なってきます。

心と身体が
つながり始めるんですね。
するとそれに伴って、
感情も感じられるようになるのです。

日々の生活の中で、
「イライラしているなあ」とか、
「落ち込んでいるなあ」とか。

このようなネガティブな感情であっても、
それに自分で気づけるようになることが
とても大切です。

なぜならそれだけ、
自分に負荷がかかっていることが
わかるからです。

もしメンタル的に負担がかかっているなら、
「無理をしないようにしよう」とか
「自分をねぎらおう」といった
自分を大切にすることに対する、
モチベーションが湧いてくるのです。

心と身体のつながりを取り戻し、慢性的な孤独感を解消する

自分の感情に気づけるということは、
心と身体のつながりを
取り戻した状態ですね。

この段階になると、
慢性的な孤独感は
かなり解消されていることが多いです。

人といても、
相手との気持ちの通い合いが、
今までになくできるようにもなっています。

慢性的な孤独感の一番の原因は、
自分自身が、
感情的自分とのつながりが
切れてしまっていることです。

このつながりを
取り戻すと、
ひとりでいてもさびしくありませんし、
何か満たされています。
そして人といたら、
もっと楽しい。

そのような状態に
なっていけるのです。

そのためには、
まずは自分自身の
感情的な自分とのつながりを、
今一度取り戻す。

そこから始めていくのが、
お勧めです。

 

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