感情

どんなに頑張っても不全感しか感じられない原因と対処法

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こんにちは、心理カウンセラーの高牟禮(たかむれ)です。

完璧を目指し
苦しくなることってありますよね。

完璧というのは心の中に描いた
自分にとっての理想の状態。

この理想と現状のギャップが大きいと
欲求不満を感じますよね。

これではいけないと思い
がんばる人も多いことでしょう。

これは人間特有の衝動で
肯定的な面がたくさんあるのは確かです。

このような思いがなければ
現状のまま何も変わらなくなってしまいます。

それはそれで「このままでいいのかなぁ」と言う
不全感とともに
生きることになりやすいです。

確かに前に進んでいるという手応えは
私たちに力の感覚を与えてくれます。

進歩を感じられることで初めて
生きている実感を感じられるものだからです。

実際は進歩してるのに
本人は強い不全感を感じ続けていることが
とても多いですね。

あるいは向上心が強すぎて
全く進歩しないどころか後退していると
思い込んでる人もいらっしゃいます。

進歩を実感できないのは
もったいないですよね。

なぜならそれは力の感覚どころか
力を失っていくような
感覚に陥るからです。

そうなると不全感に加え
不安や焦りが強くなってきます。

そして頑張ります。

そして成果が出たとしても
「何も変わっていない」
という思いに陥りやすいのです。

すると最終的には
「どんなに頑張っても自分はダメなままだ」という
無力感、無能感を感じるようになるのです。

ここで二つのタイプに分かれます。

一つは無能感を感じつつも危機感から
際限なく頑張り続けるタイプ。

もう一つは諦めてしまって
慢性的に無気力になってしまうタイプ。

元々何かに取り組めば前に進んでいて、
力の感覚を持てるはずなのに
歯車が狂ってしまい、
無力感、無能感に陥ってしまう。

もったいないですよね。

なぜこんなことが起きてしまうのでしょうか?

その原因はセルフイメージの低さから
来ている可能性が高いです。

セルフイメージが低いと
根拠なく自分のことをダメと思ってしまいます。

しかも自分が取り込んだことの成果まで。

実際には進歩していても
「何も変わっていない」としか
思えなくなっているからです。

この低いセルフイメージは
自分自身とやっていることに
全てダメ出しをしてしまうんですね。

劣等感が強いという言い方もできます。

劣等感というのは読んで字のごとく
「劣っている」という感覚なんですね。

これは感覚であって
事実ではありません。

この根拠なき劣等感のため
達成感のないまま頑張り続けるか
無気力で何もできなくなってしまうか。

どちらかに陥りやすいのです。

何とかしたいところですよね。

一番いいのは
セルフイメージを高めることです。

ただセルフイメージというのは
一般に思われてるよりも
変化させるのに時間と手間暇がかかるものです。

なぜならば子供の頃の
自分の行動に対する周りの反応で
徐々に出来上がったものだからです。

もし周りの反応が否定的なものならば
大人になってからでもきついです。

例えば職場で上司から
毎日のようにやることなすこと
「全然ダメだ」と言われ続けたらどうでしょうか。

要はパワハラですよね。

最初のうちは抵抗していたのに
知らないうちに
「自分はダメだ」という観念が
刷り込まれてしまうことが多いです。

この自己否定を修正し
自分は OK だと思えるようになるのは、
時間も手間暇もかかります。

このように大人ですら
ダメージの修復は大変です。

もし子供時代という人格形成期に
似たような状況にいたら、
その影響力ははるかに大きいですよね。

ですからセルフイメージをいきなり変えるのは、
得策ではありません。

まずは低いセルフイメージによって生み出された
思考や感情に働きかけるほうが、
気持ちが楽になります。

私の経験では
まずは思考から変えていくのが
成功率が高いですね。

セルフイメージが低いと
何の根拠もなく
「私は悪い」とか
「何もやってない」といった思考に
とらわれがちです。

そんな時は根拠なく
「私はちゃんとしている」とか
「十分よくやっている」といった言葉を
自分に言ってあげるのです。

カウンセリングでこのような提案すると
戸惑う方も多いです。

「そんな根拠のないことを
言ってしまっていいんでしょうか?」

その時私はこう答えることが多いです。

「何の根拠もなく否定する思考に対しては、
このぐらいのことを根拠なく言ったとしても
おあいこです」

「だからどんどん言って構わないと思いますよ」

すると半信半疑で
カウンセリングを終える方も多いです。

しかしこの提案を受け入れ実践した方は
大幅に気分が改善することが多いですね。

表情も明るくなり活力が感じられたりします。

低いセルフイメージを変容させる
とっかかりになりますね。

この対処法を実践するだけでも
根拠なき自己否定が弱まるので、
進歩に対する実感や達成感が戻ってきます。

ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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