イライラ

特定の人にイライラしてしまう二大原因と、その解消法

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「特定の人にイライラしてしまう二大原因と、その解消法」上のプレーヤーで聞くこともできます。
よろしければ音声を聞きながら、最後まで記事を読んでみてください。

 

こんにちは、心理カウンセラーの高牟禮(たかむれ)です。

特定の人に対し
イライラしてしまうことってありますよね。
その人の物腰や態度、
SNSでの発言など、
その全てがストレス。
何かカンに触ってしまう。
その頻度が多いと、
疲れるし不毛ですよね。
このイライラが減るに
こしたことはありません。

そして、この特定の人に対してのイライラは、
大きな原因として
二つあると考えています。
今回はこの原因と、
その対処法をお伝えします。

イライラする人は自分の潜在的可能性の手がかり

私たちが誰かにイライラするのは、
その言動がストレスになるから。
その人にとって受け入れがたいもの。
だから違和感が強くなるんですね。

例えばおとなしい人が、
活発な人を見ると、
精神的にきつくなることが多いです。
自分なら黙っているところでも、
遠慮なくものを言う様子は
違和感を感じるのです。

その違和感が小さいければ
「うらやましい」「自分もああなれたら」
と感じます。
しかし違和感が大きいと
「ありえない」「何て無神経なんだ」
と嫌悪感になってしまうのです。
当然、イライラしますよね。

ここで「あの人は嫌だ」
「関わらないようにしよう」と
ある種切り捨てることもできます。
確かに関わりを減らすと、
ストレスが減るでしょうね。

もしメンタル不調で余裕がないときなら、
まずはストレスを減らすことが大切です。
ただいつでも、このような対処が
いいとは限らないのです。

なぜなら今の例で言うならば、
おとなしい人にとって、
活発でイライラさせられる人に、
自分の潜在的可能性を
垣間見ていることがあるからです。

だからこそ違和感が小さい時は、
憧れとかうらやましさに
なるのです。
活発さが自分の潜在的可能性という
考えも受け入れやすいことでしょう。

普段おとなしい人が、
少しずつ活発な人のように
振舞ってみるというのは、
とてもいいチャレンジです。
自分の枠が広がるからです。

「今までなら遠慮して黙っているところでも、
少し言いたいことを言ってみようかな」

そんな取り組みを続けると、
自由度が増します。
それは長期的に見れば、
自分のストレスを減らすことにもつながります。
なぜなら言いたいことがあるのに、
いつも我慢していたら、
それはそれでストレスですから。
言うべきことを言ったほうが、
すっきりすることも多いのです。

ただ元々おとなしく、
活発であることに強い反感を持つ人は、
そんなに簡単にはいきません。
活発な人を見るだけでアレルギー反応が
出てしまい受け付けなくなってしまいます。

すると自分が思っていることを言おうとしても
活発な人に対するアレルギー反応と
同じような抵抗感が出てしまいます。
だから黙っていることでストレスになったとしても、
思っていることを言うよりマシと感じます。

短期的にはそれでもいいでしょう。
しかし長期的には、
ずっと言いたいことを我慢しているのは、
自分にとってマイナスになります。
なぜなら人間関係で言いたいことを押さえ続け、
イライラを溜め込むことになるからです。

この袋小路から抜け出すのは、
まずは感じている違和感を
肯定することです。

「あんなにずけずけ言うのは、やっぱり引くよね」
「あんな大胆なことは、あり得ないと思ってしまうよね」
といった具合に。

このように違和感を肯定すると、
もう少し「言ってみてもいいかな」と
思えることがむしろ増えるものです。
肯定は心の枠を
広げてくれるんですね。

短期的にはよりストレスが増しますが、
ここまできたら
思ったことを言えるようになる
というチャレンジをしてみてもいいでしょう。

負担は大きいけれども、
長期的には自分にとってメリットがあります。
なぜなら自分の枠がさらに広がるからです。

誰にでも枠はあります。
それが性格というものです。
子どもの頃からの習慣で
考え方や行動のパターンが
構築されていきます。

それは自分の経験から、
例えばおとなしい方がいい、
あるいは活発な方がいいと
なるのです。

ただこの枠自体に
いい悪いはありません。
今の例の逆パターンもあります。

普段活発な人は、
おとなしい人を見ると
イライラするかもしれません。

「自分ならこの場面なら言うべきことを言うのに、
何だまっているんだろう」
「理解できない」
という感じでしょうか。

しかし、遠慮なくズケズケ言い過ぎることで、
いつも周りと軋轢を起こしている可能性も高いのです。
もっと我慢した方が
長い目で見てストレスが小さいこともあるのです。

でもそれが難しい。
活発な人にとっては
おとなしくしていることは難しく、
そこにブロックがあると言えます。

つまり活発な方がいいとか、
おとなしい方がいい、
ということではありません。
それらは枠であり、
どちらが望ましいかは
状況によって変わってくるのです。

ただ自分の枠は、
自分にとっての当たり前なので、
なかなか客観的に知ることはできません。
でも簡単に見つける方法があります。

それは自分にとってイライラする人です。
その人は、自分の枠の外にいるのでストレスになるのです。
それは拒否感や嫌悪感にすら
なってしまうことも多いです。
無理をする必要はありませんが、
そこに自分の限界を知る
手がかりがあるのです。

もし今の自分に不自由さを感じているならば、
枠を広げることが助けになります。
いつもイライラさせられる特定の人は、
その手がかりとなります。

イライラの原因が心の傷からきている場合もある

しかしイライラする人が
全て自分の枠を広げる手がかり
というわけでもありません。
それは過去の大きな
痛みから来ている場合です。

例えば子供のころ、
母親から暴言を受けていたとします。
すると大人になってから、
根拠なく年上の女性に
恐怖を持つことがあるのです。
子供のころの経験は、
周りの世界がどんなところなのか。
その世界観を身につける時期です。

自分の経験をもとに
それを相手を一般化していく時期とも言えますね。
だから母親に危険を感じた経験が多いと
「年上の女性は危険」と
一般化されやすいですね。

そして一旦、一般化されると
少しの例外的な経験、
例えば年上の女性に何回か親切にされたくらいでは
簡単に覆るようなものではないのです。

それは過去の記憶に
痛みが伴っているからです。
それが人生早期であればあるほど
その影響が残りやすいんですね。

この痛みを減らさないと
この例であれば、
年上の女性を見るたびに
場違いな恐怖やイライラを感じてしまうのです。

そのため恐怖を感じた時は
必要以上に恐縮し
イライラを感じた時は
不自然なまでに好戦的に
なったりします。

こうなるとストレスが大きくなりますし
生きづらいですよね。
そしてこれは、
自分の枠を広げるのに役立つものではなく、
過去の苦痛の再生産が起きている状態なのです。

この過去の苦痛を和らげるには
複数のアプローチが
必要です。
一つは自分が
過剰反応を起こしていることに
気づけるようになること。

しかしこれだけでは
なかなか生きづらさは
軽くなりません。

なぜなら過去の苦痛が甦ることで、
意識的な気づきが
吹き飛んでしまうから。
この過去の苦痛自体を和らげていく
必要があるのです。

しかし、過去の苦痛があまりにも大きいと、
記憶として思い出せないことが
とても多いです。
また思い出せたとしても
一人だと収拾がつかなくなり、
辛くなるだけになることも。

過去の辛い記憶にアプローチする方法は
数多くありますが「安全を確保する」、
という視点が欠けているものもありますので
注意が必要です。

過去の記憶に取り組む以前に、
強力なリラクセーションできる法を
身につけておくことが必要です。

心に余裕がなくなってきたら、
すかさず強力なリラクセーションを行い、
苦痛を解消する。
心の安全を確保する。

すると心に余裕が戻ってきて、
気づきを保てるようになります。

心の傷が関係している時は、
このような複数のアプローチを行うことで
傷の解消に加え、
心の枠を広げていくことも可能になるのです。

 

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