イライラ

気持ちの波に翻弄されコントロールできない状態をなくし安定させる方法

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よろしければ音声を聞きながら、最後まで記事を読んでみてください。

 

こんにちは、心理カウンセラーの高牟禮(たかむれ)です。

カウンセリングしていると
気持ちの波の激しさ、不安定さが
テーマになることがあります。

気持ちの波に翻弄されていると
自分ですら
自分の事が読めなくなって
しまいますよね。

気持ちが変わることで
考えも変わりますし
行動も大きく変わってしまいます。

当然生活全般が不安定になります。
自分自身が自分の気持ちに
振り回されるわけですから。
周りの人間も困惑し
混乱が混乱を呼んでしまうことすらあります。

でも自分の気持ちをコントロールできないので
「どうしようもない」
「どうにもならない」
となりがちです。

このような気持ちの波の激しさを
コントロールする方法についてお伝えします。

気持ちの波の激しさにはいろんなタイプがあり対処法も変わってくる

気持ちの波が激しいとき
その原因は様々です。
そして対処法は原因によって変わってきます。

そこでどのようなタイプの
気持ちの波の激しさがあるかを説明し
その対処法をお伝えします。

気持ちの波の激しさが、特定の状況に対する反応の場合の対処法

周りの状況が自分にとってプラスの時は
非常にテンションが上がります。
逆に周りの状況が自分にとってマイナスの時は
極端にテンションが下がるのです。
あるいは逆に、ひどくイライラするなど、
攻撃的になってしまうことも。

こういう場合は
特定の状況に対して
極端な受け取り方をしている可能性が高いです。

その原因は考え方の癖ですね。
私たちは元々
ニュートラルに考えることは
できないものです。
何らかの癖があるんですね。

それをメガネに例えるならば
みんなメガネをかけているようなものです。
それ自体が悪いわけではありません。
ただ極端に色の濃い眼鏡をかけていると
とても不便というだけです。
正確に見えないので
うまく行動できないからです。

この心の色メガネによる
気持ちの波の激しさを和らげるには
まずは自分がどんな色眼鏡なのかを
知る必要があります。

その手がかりは
やはり気持ちですね。
1日の中ですごくイライラしたり
極端に落ち込んだりすることがあったとします。
その時自分がどんな状況にいたか
記録をとっていくのです。

1日に数件で構いません。
このような記録が溜まってくると
大体似たような状況で
同じような気持ちになっていることが
わかってきます。

この心の反応は
自分の心の癖である可能性が高いですね。
この気づきを増やしていくと
だんだん気持ちに振り回されなくなっていきます。
自分の心の癖を
客観的に眺めるのがポイントです。

例えば自分のかけてるメガネが
青色のレンズとわかったとします。
すると周りに全然赤がなかったとしても
それは自分のメガネのせいだなと
わかるようなものです。

もし自分が何らかのきっかけで
極端に落ち込むことが多いとします。
その反応を客観的に眺めたときに
「もしかしたらそんなに極端に
落ち込む必要はないことかも」。
そんなふうに気づくことができたら
落ち込みは軽くなっていきます。

このように周りの状況に対し
極端に反応し
気持ちの波が激しくなるときは
自分の心の癖を観察し
客観的に眺める練習をすることが役に立ちます。
すると極端な反応に対しては、
違和感を持てるようになるのです。

気持ちの激しさの度合いによっては、
対処が難しいことがあります。
そんなときは、
行動を変えることが役立ちます。

例えば、ある状況で必ず猛烈に怒ってしまい、
言い争いを止めることができない。
そんなパターンがあるとわかったとします。
どんなに自分の気持ちに
客観的になろうとしても、
その場に留まり続けていたら暴走し
必ず何か言わずにいられなくなる。

そんなときは、
怒りで何かを言いたくなり始めたら、
その兆候に気づいたら
なるべく早めにその場を立ち去ることを
あらかじめ決めておく必要があるでしょうね。

その場で判断しても、
間に合わないからです。
でも同じようなことが、
何度も繰り返されているなら、
事前に対応策を考え準備しておく、
という作戦が使えます。

必ずしも意志の力で
自分の気持ちを
全てコントロールする必要はありません。

客観的な気づきの力を、
行動し環境を変えるために
使うこともできるのです。

気持ちの波の激しさが、慢性的なストレス過多から起きている場合の対処法

常にストレスがかかり、
それが慢性的になっていると
心や身体に大きな負担となります。

そのストレス反応として、
気持ちの波が激しくなって
しまうことがあるのです。

この場合の対処法は、
シンプルです。
ストレス過多の状況を改善し、
心身の負担を減らすことが最優先です。

心身の負担が軽くなり、
ゆとりが戻って来れば、
気持ちの波の激しさも
落ち着いていきます。

ただどうしても、
周りの状況を改善することが、
難しいこともあります。
そんなときは、
セルフケア能力を高めることで、
ある程度対応できることもあります。

しかし、過酷な状況であれば、
このような対処法だけでは
追いつかないことも多々あります。

限界がありますし、
対症療法に過ぎないことを
知っておく必要があります。

気持ちの波の激しさが、元々の心が不安定さから起きている場合の対処法

周りの状況は同じでも、
気持ちが安定していたり、
不安定だったりで、
心の癖のときのような
一貫性がないことがあります。

そんなときは、
心自体が不安定になっている
可能性があります。

例えば恋人に対して、
すごく好きな時と、
放っておいて欲しい時が極端で、
その理由もわからないことがあります。
特にきっかけもなく
気持ちが極端に変わるとしたら
心自体が不安定になっている
可能性が高いです。

そんなときは、
心の癖を見極める必要はありません。
まずは心自体を
安定させることが
必要なのです。

その方法として
自分の気持ちをリアルタイムに眺める練習を重ね
そのスキルを高めていくことは、
役に立ちます。

ただこのタイプの人は、
それが何より苦手なことが多いのです。
だからこそ、
心が不安定になりやすいのですけれど。
練習を通じて、
少しずつ観察力を高めていくことが大切です。

自分の気持ちに対する観察力が上がり始めると、
それだけで気持ちの波が穏やかになっていきます。
極端さが減ってくるのです。

一番いいのは、
自分がどんな気持ちなのかを、
言葉で描写することです。
ただ最初は、
非常に高いハードルと感じることが多いです。

そんなときは、
自分の興奮状態だけでも
観察できるといいです。

今自分はテンションが上がり興奮気味なのか、
それともニュートラルで落ち着いているのか、
もしくはテンションが下がり、
何もする気がないのか。

このテンションを把握することができるだけでも、
かなり気持ちは安定してきます。
ただこれも
以外に難しい時があるのです。

そんなときは
周りの人に助けてもらうのがお勧めです。

テンションが落ちているのは、
自分でもわかることが多いのですが
テンションが上がっているときは、
そのことに気づくことが
難しいですね。

このテンションが上がっているのが、
普通になっていることが
多いからです。

周りの人に
テンションが高くなっていたら
「テンションが上がってきたね」
などと教えてくれるように
お願いしておくのです。

観察力を高める練習の
補助輪のような位置付けですね。
このような形でフィードバックを受けると
段々自分の状態を
自分で掴めるようになってきます

そして「テンションが上がりすぎているな」とか
「不安定だな」と思えるだけで
気持ちが安定してくるのです。

どこか冷静になれることで
心のバランスが整ってくるからです。
最初は難しく感じることも
あるかと思います。
でも繰り返し取り組んでいくと
確実にレベルアップし
気持ちが安定しラクになっていきます。
お役に立てば幸いです。

 

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