人間関係のストレス

自意識過剰からくるあがり症 人前での過度な緊張を解消し、リラックスして話せる方法

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「人前での過度な緊張、あがりは自意識過剰がなくなると楽になりほぐれる」上のプレーヤーで聞くこともできます。
よろしければ音声を聞きながら、最後まで記事を読んでみてください。

 

こんにちは、心理カウンセラーの高牟禮(たかむれ)です。

人前で過度に緊張することで
困っている方も多いです。

この過度の緊張は、
なぜ起きるのでしょうか?

その主要な原因として、
自意識過剰があると言われています。

つまり過剰な自意識が小さくなれば、
人前での緊張も、
軽くなっていくはずです。

この自意識過剰とは何か。

そして、どのようにして解消していけばいいのかを
お伝えします。

人前での緊張の原因となる自意識過剰とは?

自意識過剰とは、一言で言うならば、
「自分はどう見られているんだろう」
という意識がとても強くなっている状態のことです。

このようなとき、
決して自分がよく見られているとは思っていません。

変な人と思われているとか、
ダメな人と思われているとか。

要は自分のことをマイナスに見られているのでは、
という心配でいっぱいになっているのです。

人からマイナスに見られるのは、
誰でもいやなものです。

ただ自意識過剰があると、
そのプレッシャーが
増幅されてしまうのです。
自分の存在価値が全て崩壊するほどの
大ごとになってしまうんですね。
過度な緊張が起きるのも、
無理はありません。

緊張をほぐそうとしてもうまくいかない理由

自意識過剰があると、
周りの人の反応に対して過敏になっています。
ちょっとした失敗を「悪く思われるのでは」と、
過敏になっています。
相手のちょっとした表情、目線から察知しようと、
常に観察しています。
周りの人は自分にとって、
危険な存在になっているんですね。

そして危険を感じると、
人は緊張するようにできています。
この反応自体は、
正常です。

緊張は危険から自分を守ろうとする
本能的な反応だからです。

そして危険を感じ緊張しているときに、
それをほぐそうとするのは、
本当に逆らう行為です。
だからどれだけ緊張をほぐそうとしても、
なかなかうまくいかないのです。

そして後者に近ければ近いほど、
人前で緊張しあがってしまうことが
多いのです。

このような人からマイナスに見られることに、
非常に過敏になっている状態は、
一般には自意識過剰と呼ばれています。

人前で話すことに、
苦手意識を感じる方もおられると思います。

普段は普通に話しているのに、
大勢の前だったり、
重要な会議だったりすると、
とても緊張しうまく話せなくなったりします。

自意識過剰が和らげば、緊張もほぐれてくる

ここで大切なのは、
人前で緊張をほぐす事自体は、
可能であるということです。

人に対して自意識過剰になり、
危険を感じること自体は、
本能ではありません。
だから自意識過剰を和らげることは、
十分可能です。
もし自意識過剰が和らぎ、
人前で危険を感じることが少なくなれば、
必然的に緊張もなくなります。
危険がないときにリラックスするのもまた、
本能的な反応なのです。

自意識過剰を和らげ、人前での過度な緊張やあがりが減っていく簡単な方法

自意識過剰を和らげるには、
すぐに実行できる対処法レベルから、
心に体質改善をもたらす本格的なものもあります。

人からどう思われているかに関しての
過敏さが原因なので、
これを減らす方が人前でのあがりを減らすのに
有効なのです。

そのアプローチは、
対処法レベルから根本を変える方法まで
いろいろあります。

例えば対処法として、
「人からどう思われてもいい」といった言葉を
自分にかけるテクニックがあります。
自分の過敏性が和らぎそうな言葉を
かけるのがポイントです。

軽い自意識過剰であれば、
このような言葉がけで、
フッと気分が楽になり、
人前での緊張もなくなったりします。

自意識過剰が強く非常に過敏になっている原因は、子どものころの傷つき体験

しかし、非常に過敏な場合は、
本格的なアプローチが
必要になってきます。

それは子どものころからの
傷つき体験を修復していくことです。

蔑まれたり、
笑われたり。

こういった過去の記憶に伴う
辛い感情を解消していくことが
助けになります。

同時に、その時の辛い感情を
理解し受け入れてもらえる体験も
大切です。

一番いいのは今の自分、大人の自分が、
過去の自分の痛みを受容すること。

これができるようになると、
すごく楽になります。

もし今の自分が、
過去の自分を受け入れることが難しい場合は、
信頼している誰かに
受け止めてもらうことが助けになります。

辛い状態、情けない状態と自分では思っても、
それを受容される、許される経験があれば、
傷が癒えるからです。

このように強いあがり症をもたらす
自意識過剰がある場合は、
自分の内面への本格的なアプローチが、
必要となってきます。

ご参考になれば幸いです。

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