思考

思考と感情を分けて観察すると客観的になり心も安定する 

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こんにちは、心理カウンセラーの高牟禮(たかむれ)です。

心の反応を観察できると心が安定することは、
知られるようになってきました。
そのポイントとして思考、感情を区別して観察できることがどうか、
というのがあります。

ただ何が思考で何が感情なのか。
明確に区別するのは意外に難しいです。

これらを区別するためのポイントや、
客観的になることで
心にどんな変化が起きるのかをお伝えします。

思考と感情を区別し、客観的になると心が安定するのでカウンセリングでも大切な要素

私が重視しているのは、
クライエントさんが、
自分で自分の心の動きを観察する力を
高めていくこと。

思考だったり
感情だったり。

これらの心の反応が
どんな状況で起きてくるのか。

これが自分でわかるようになるだけで、
かなりの部分、
問題が解決してしまうんですね。

なぜなら自分のことを客観的に
眺めることが
できるようになることだから。

思考と感情を区別し客観的になると、人は変わり始める

自分に対して客観的になると
自分の考えていることや感じていることに対して、
違和感を感じるようになります。

多くの人は、
自分がなぜ苦しくなるのか。
ひどく焦ったり、
落ち込んだり。
それほど深刻な状況では
ないはずなのに。

あるいは自分にとって、
損になる言動をしてしまうことも。
感情的になって、
相手に攻撃的になったりですね。

でも、それは当然の反応と思っていることが、
ほとんどです。

そして自分のことを客観的に眺められるようになってくると、
少し時間が経ってから、
違和感を感じられるようになってきます。

さらに進むと、
リアルタイムに。
「何で自分はこんなに感情的になっているんだろう」
という感じで。

ここまでくると、
自分の心の反応を見直したり、
修正できるようになってきますね。

思考、感情を区別する第一歩は、言葉にすること

その第一歩として、
自分の心が反応したことを、
言葉にしていくことが
助けになります。

私がオススメしているのは、
出来事の状況、感情、思考を区別して
言葉にしていくこと。

慣れると、
大抵の人はできるようになります。

もちろん最初のうちは
客観的に観察し言葉にするのは、
以外に難しく感じるものです。

状況と思考を区別し客観性を高める

例えばカウンセリングのはじめの段階では、
状況、感情、思考の区別がつきません。

ごっちゃになりがちです。

例えば相手が言ったことに、
自分の解釈を混ぜて、
客観的な事実と思い込んでしまったり。

相手のセリフはあまり覚えておらず、
「侮辱された」と思い、
屈辱感を感じたりするんですね。

でも相手のセリフを思い出し、
他の人に「侮辱された話」として伝えても、
「そうかな?」みたいな、
あまり共感してくれないこともあるのです。

それだけ相手のセリフに対して、
捉え方が違うんですね。
ここは吟味のしがいが
あるところです。

思考の連鎖反応を見極められると、より客観性が高まり心もさらに安定する

また別の状況で、
誰にとってもストレスがかかる体験のはずなのに、
ポジティブなことしか言わない人も
いたりします。

それが間違いというわけではないですが、
途中の思考が抜けていることが
多いのです。

例えば、プレッシャーがかかる状況で
「私は大丈夫」と思いました、
といった報告をする人が
いたとします。

その場合「大丈夫」の前に、
その状況に対して、
「どうなるんだろう」
「うまくいかないかもしれない」
といった思考が出てきた可能性が高いです。

つまり思考は、
思考を呼ぶのです。

例えば、「失敗してはいけない」とか、
「弱気はダメだ」と思うかもしれません。

その結果、「私は大丈夫」と
不安を感じつつも自分に言い聞かせ
なぐさめるような思考に持っていったりするのです。

このような思考の連鎖反応が起きているとき、
一番最初の反応をキャッチすることが大切です。
そして次の思考、また次の思考と、
辿っていきます。

これらがざっくりしていたら
自分を客観的に
眺めることにはなりません。

状況、感情、思考の区別が曖昧だったり、
思考の連鎖反応の最後の方だけ気づくことが、
最初は多いですね。

すると客観的に見つめているはずなのに、
自分に対する、
いい意味での違和感も起きてこないし、
変化も起きません。

心の反応が
まだ野放しになるからです。

このような見落としを減らし、
細やかに気づけるようにすることが、
カウンセリングの目的の1つです。

そのことで行動が変わり、
気分もラクになっていくのです。

 

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