気分がずっと落ち込む

ひどい落ち込みが続いている状態で転職するのは不利だし失敗するのが不安です

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こんにちは、心理カウンセラーの高牟禮(たかむれ)です。

ひどい落ち込みからの回復が
まだ十分ではないけれど、
今の職場にとどまることは、
もはや考えられない。
「だから転職しかない」と考えておられる方は
とても多いです。

コンディションはともかく、
今の会社に対して、
明るい展望を持てない。

自分がやりたいことや
適正として
マッチしていない気がする。

それならば心機一転、
新しい環境に行き、
流れを変えた方がいいのでは。

そんな思いで
転職を考えるパターンが、
多いですね。

でもコンディション的に不安がある中で、
新しい職場に行くのは
やはりためらわれる。

実際、転職しても頭や身体が言うことをきかず、
十分なパフォーマンスが出ない。
そのため肩身の狭い思いをすることもあります。

さらには転職後のストレスのため、
休職に陥ることだってあるのです。

かと言って、
現状維持のままいたずらに時間が過ぎても、
ジリ貧なだけで意味がない。

そんな袋小路に入っていて、
「何かしなければ」
と焦りばかりが続くことも。

そのような状況で、
どう考えどう行動していけばいいか、
そのヒントになる内容をお伝えします。

「転職さえすればうまくいく」という思いは要注意

ひどい落ち込みでコンディション的に厳しい中、
働いておられる方や休職中の方を
カウンセリングでサポートさせていただくことは、
とても多いです。

そんなとき、私が気をつけているのは、
「転職さえすれば」という
思いの有無です。

この思いがある方は、
強い閉塞感で
追い詰められていることが多いのです。

そのため、「今の状況を一気に打開したい」
となりやすいです。

そして転職に、
全ての希望を託します。

しかしこれは、
現実的な吟味をした上での
判断でありません。
今の苦しさから逃れたい、
という思いだけで、
後先を考える余裕はなくなっているのです。

そのため、自分に振りになるような決断を下し、
あとから後悔することが多いのです。

大きな決断をする際は、吟味することが必要

冷静ならば転職する際のメリット、デメリット。
今の職場の残る、
メリット、デメリット。
これらを吟味した上で判断を下します。

「〜さえすれば」という
思いつめた雰囲気はないのです。

もっとクールですし、
柔軟性があります。
その方が、
うまくいきやすいですね。

「〜さえすれば」というのは、
ある種、判断停止的な目標設定なのです。

転職をする、しないというのは、
人生の中でもかなり大きな決断に
入ります。

年齢によっては、
多少冒険してもいいかもしれません。

しかしできることなら、
冷静に吟味した上で、
方向性を決めていくのが、
基本的にはお勧めです。

成功率は高い方がいいし、
後悔しない選択をしたいですよね。

ひどい落ち込みのまま転職する場合のリスクとは

転職というのは、
コンディションが良くても、
かなり負荷のかかるイベントです。

まず第一に、
新しい環境に入るということ。
仕事内容から、人間から、
今までとは勝手が違います。

そこが仮に、
今の職場より環境が良かったとしても、
変化そのものがストレスになるのです。

加えて新しい職場の場合、
最初に自分の力を証明する必要があります。

それも一度や二度、
仕事ができることを見せるだけでは
足りません。

そんな印象は、
すぐに消えてしまうのです。

何人かの人の前で、
仕事ができることを見せ
彼ら、彼女らの間で、
仕事ができることが共通認識になりはじめると、
評価が安定してきます。

それまでは、
しばらく時間がかかるのです。
少なくても2〜3ヶ月は必要でしょう。

いったん評価が定着したら、
あとは多少仕事でうまくいかないことがあっても、
そんなに評価は揺らぎません。

その段階に達するまでは、
勝負どころが続くのです。

一般的な休職→復職のプロセスで、
徐々に慣らしていくといったことは、
転職先では期待できません。
いきなりスパートを要求されるのです。

少なくても評価が定着するまでは、
そのペースを続ける必要が、
仕事的には続くでしょうね。

それは心の安定に対しては
リスクを取っていることになります。

転職直後のストレスを乗り切っても、3ヶ月後くらいに息切れしやすい

転職直後のストレスを乗り切り、
仕事の評価を確立した後も、
予断は許しません。

なぜなら一般的な復職も、
3ヶ月前後に一山あるからです。

最初は気が張っていて
頑張りがききます。
そのため疲れていることへの自覚が、
あまり持てないことが多いのです。
すると疲れが、
確実に蓄積していきます。

その蓄積の影響が出てくるのが、
3ヶ月前後の時期なのです。
慢性的に身体が重く、
気分もどんよりしてきます。

朝、起きるのも億劫になり、
会社に行きたくない思う度合いが、
強くなっていくのです。

そしてついに、
会社に行けない日が
出てくるのです。

月に1〜2回でしたら、
体調不調ということで、
何とかしのげるとは思います。

しかし、週に何度もこのような状態になるならば、
休職、もしくは退職という流れになるでしょうね。
これは想定しうる、
最悪のケースのひとつ。

なぜなら、転職先に復職するにしても、
また転職するにしても、
さらに厳しくなるからです。

ひどい落ち込みからの回復が不可欠ですが、
負荷がかかる展開が
続くことになってしまいます。

転職する場合は、
「転職さえすれば何とかなる」という
判断停止的な判断ではなく、
このようなリスクを踏まえた上で、
冷静に決断することが大切です。

転職を保留し、今の会社にとどまる場合のデメリット

もし、今の仕事が自分の適正に合わないものだとしたら、
この仕事を続けることは、
デメリットになる可能性があります。

しかも、残業や休日出勤が多く、
ノルマも過酷という、
いわゆるブラックな会社だったり
過酷なパワハラが続いているのであれば、
いくらだましだまし働いていても、
回復する見込みは立ちません。

再発して休職する時期と、
何とかしのいで働いていく時期を、
交互に繰り返すことになることも多いです。

自分の心身を削って、
未来のない会社で
仕事を続けてるのは、
これはこれでリスクが大きいです。

転職するか、まずは思いとどまるかの判断はケースバイケース

転職するにしても、
思いとどまるにしても、
それぞれリスクはあります。

そしてもうひとつ、
判断する上で考慮する必要があるのが、
今のコンディション。
もし、会社に行くことそのものが、
難しかったり、
ギリギリの状態であれば、
しばらく様子を見たほうがいいでしょうね。

先ほど書いた通り、
転職直後は勝負どころだからです。
今の職場より、負荷がかかるのは、
ほぼ間違いありません。
それはさらなる悪化の
可能性が高く基本的に
お勧めできない感じですね。

あとは今の会社の
労働条件も大きな要素です。
例えば、非常にブラックな会社で、
仕事をするならば、
非常に疲弊することが確実ならば、
転職先で勝負する方が、
まだ負担が小さいこともあり得ます。

その場合でも、
いきなり勝負に出るか、
まずは休職して回復に努めるかは、
ケースバイケースですね。

コンディションが万全でない中で、
いろんな要素を吟味し、
自分にとって最善を選ぶのは、
非常に難しいことと思います。

その苦しさから「転職さえすれば」という観念に
取り憑かれてしまうことも、
多々あるかと思います。

しかしそれは、
さらにリスクを高め、
自分を追い込んでしまうこともあるのです。
まずはこの記事でお伝えした要素を踏まえ、
じっくり考えてみるのがお勧めです。

大きな決断は、信頼できる人と対話をしつつ吟味してくことが助けになる

またひとりで考えても、
冷静な判断することが難しいものです。

視野が広くて親身になってくれる方が
身近におられるなら、
転職するかどうかについて、
「ああでもない」「こうでもない」と
話し合うのは有益です。

すぐに結論を出すのではなく、
自分の思いの確認や、
視野を広げること自体を目的として、
いろいろ話していくと、
自分の考えが自然にまとまってきます。

このような過程を経た上で、決めたことでしたら、
うまくいく確率も高くなりますし、
仮に裏目に出たとしても
後悔することは少ないです。
自問自答による吟味に加え、
対話による吟味も進めていくことを
お勧めします。

 

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