仕事のストレス

仕事の要領が悪く焦ってしまうので改善したい

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こんにちは、心理カウンセラーの高牟禮(たかむれ)です。

仕事をしていて、
「要領が悪い」と言われ焦った経験は、
誰にでも、あることと思います。

しかしこれが、
頻繁にあるならば、
辛いですよね。
今の仕事を続けられるか、
自信が持てなくなってしまうからです。

しかもこの問題は、
単なるスキル不足が原因とは、
限らないのです。

スキルであれば
身につける努力をすることで、
かなりの部分克服できます。

しかし、メンタル的な、
要素が強い場合は、
どれだけスキルを身につけても、
要領の悪さが
解消しないことがあるのです。

スキルや能力がどんなにあったとしても、
不安が強いので必要以上にていねいに
やってしまうからです。

ゆっくりやったり、
一度やったことを何度も確認したり。

ていねい過ぎない方が、
スピードアップすると
わかってはいます。
でもそうしたくない、
もしくはできない、
という状態に陥ってしまうのです。

この問題に対処するには、
スキルアップではなく
仕事をしているときの心理的ブレーキに
焦点を当てることが必要です。

仕事を適当にやろうとするときに
強く出てくる抵抗感、
感情に焦点を当てるのです。

ケースバイケースではありますが、
多くの場合不安、焦り、恐怖が
関係しているでしょうね。

ていねいにやらず
ある意味いい加減にやることが、
とても不安になったり、
焦ったり怖くなるということです。

このようなネガティブ感情が強いと、
スピードアップしようとしても
頭や身体が拒否反応を起こすので、
止まってしまいます。

これらのネガティブ感情を
鎮める必要があります。
不安、焦り、恐怖といった感情が
小さくなってくれば、
適当にやることに対する抵抗感も
和らいでいきます。
当然仕事は、
スピードアップしますよね。

そのために必要なことは、
まずは適当にやろうとしたときに
強く出てくる感情と結びついた思考を
明確にすることです。
それには次のような
問いかけが役に立ちます。

「何がそんなに不安なのだろうか」
「焦ったり、怖くなるのだろうか」

自分なりに感情を感じる理由を
いくつかあげてみましょう。

ここでよくあるのは、
全然理由が思いつかないこと。
仕事のときと同じ心理状態に
なってしまうんですね。

「理由をちゃんと見つけないといけない」
という思考がこの作業対して起きてきて
理由を見つけることにプレッシャーが、
かかるのです。

このプレッシャーを減らすことが
最優先です。
仕事と違って
責任を追及されることもありませんし、
間違ってもいいのです。

この、ちゃんとやろうと構えてしまうのを
和らげるには
最初はこじつけと思えるようなものでかまわないと、
割り切ることです。
気楽にブレーンストーミング的に
出していくのがお勧めです。

するとやがて自分の中で、
しっくりくるものが
出てきます。

いろいろ候補を出してみて、
自分の心に響いたものが、
適当にやろうとしたときに出てくる思考です。

例えば

「そんなことをしたら必ずミスしてしまう」
「雑な仕事と思われ評価が下がる」
「ていねいにやらないと、大変なことが起きる」

いろんな可能性があります。

こういった思考は自分自身、
ほとんど気づいていません。

気づかない思考であれば、
影響が少なそうに
一見思えますよね。

でも実際は逆で
大きな影響があります。
なぜなら気づかない思考は、
催眠的に作用します。

実際、思考に気づかずとも
強い感情は出てきます。
不安、焦り、恐怖。

その思考による催眠を解くには、
思考に対して、
意識的になることです。

適当にやろうとしたときの
感情を味わいながら、
その理由を問いかけてみましょう。

「適当にすることの何が、そんなにまずいのか」

すると段々はっきりしてくるでしょう。

思考がはっきりし、
自覚できるようになってくると、
催眠作用は弱まり、
抵抗感も小さくなります。

こういった取り組みを続けていくと、
「ちゃんとやらなければ」
という思いが緩んでくるのです。

ただ過去に、
大きな苦痛がある場合は、
気づきだけで変わることは難しいことも。

そのときは、
過去の苦痛を解消するアプローチを
プラスする必要があります。

過去、何かに取り組んでいて、
それについて批判されたとか、
バカにされたりとか。

そういった経験のダメージが
残っている可能性が高いのです。

そのため今仕事をしていても、
このときの辛い記憶が
知らない間に湧き上がってくるのです。

その場面自体は意識しなくても、
不安や、恐怖は
強く感じます。
過去の心理的苦痛ですね。

そんなとき大切なのは、
この過去の苦痛に対して、
自分自身が理解を示すことです。

仕事中は難しいでしょうから、
ゆっくり時間が取れるときに
行うといいでしょう。

私たちは多くの場合、
過去に失敗したことがあると、
今の自分もそのことを
否定的に見ています。

自分で自分を
「ダメだった」とか
「恥ずかしかった」
「情けなかった」と思っているのです。

すると仕事をするとき、
この自己否定から
何としても逃れたくなります。

そんため必要以上にていねいに
やってしまうのです。

適当にやろうとしても、
「また失敗するぞ」とか
「手を抜くと笑われるぞ」
といった脅しを
自分で自分にかけてしまいます。

そのプレッシャーと恐怖で、
ますますていねいにやってしまうのです。

ここを緩めていくには、
仮に失敗したり、
人から笑われることがあったとしても、
「自分の価値は変わらない」という
感覚を持てるようになること。

この感覚さえ保てれば、
仮に周りからバカにされても、
心が安定するようになります。

また心にゆとりが生まれるので、
適切なペースで仕事が
できるようになり。
効率が上がっていきます。

このような自分に変わっていくため、
例えばつぎのような言葉を
自分自身にかけてみましょう。

「失敗しても私の価値は変わらない」

「失敗しても大丈夫。またチャレンジすればいい」

「誰だってミスはする。自分はちゃんとしている」

こういった言葉が
心に染みるなら、
繰り返し言葉がけをしていきましょう。
自分に対する肯定感が上がっていきます。

逆にかけた言葉に対して、
抵抗感が出てくることもあります。

そんなときは、
この抵抗感を受容していくことが
助けになります。

「抵抗感が出てきてもいい」

「抵抗感があっても大丈夫」

ポイントは、
自分の中の反応がどんなものであれ、
まずはそれを受容することです。

受容されることを通じて

「自分はおかしい」

「自分は間違っている」

「自分は恥ずかしい存在だ」

といったマイナスの思い込みが、
徐々に和らいでいきます。

ポイントは根気よく、
自分自分の思いに寄り添い
付き合っていくこと。

これはまさに、
子どものころには、
得られなかった体験である
可能性が高いです。

いつもせかされていたり、
少しのミスを
厳しく責め立てられたり。

本当はミスをしても、
チャレンジしたこと自体を、
認めてもらえたり、
結果が出るまで
暖かく見守ってもらえたり。

このような自主性を見守る環境に
あったなら
自分に対する基本的な信頼感を
持てたはずです。

その逆の体験が多いと、
自分に対する
基本的な不信感を抱えてしまうのです。

もし今、このような状態だったとしても、
心配は要りません。

自分を肯定し、
信頼できるよう
修復をしていくことができるのです。

その基本は、
マイナスの経験や、
気持ち自体を受容していくこと。

失敗していいし、
悔しさや、恥ずかしさを感じても
それ自体を受容すること、
許すことなのです。

 

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