こんにちは、心理カウンセラーの高牟禮（たかむれ）です。

とりたてて人に言うほどでもない
過去に対する嫌な思いって
誰でもありますよね。

甦ってくるとやや不快になるけれど、
自分でもさほど意識していないし、
やがて消え去る。
だけどまた出てくる、
というくらいのプチな過去の記憶の蘇り。

これを個人的に、
プチフラと呼んでいます。
プチなフラッシュバックの
略語ですね。
このプチフラは、
一つひとつは大したことがないけれど、
膨大な数があって全体としては、
どんよりとした気分になる
大きな要因となっているんですね。

このプチフラが膨大にあると、
結果的に頻繁に甦るので
一つの過酷な過去の心の傷よりも、
はるかに大きい悪影響を
及ぼすこともあるようです。

大きな心の傷であれば、
腰を据えて取り組もうという思いになり、
私が開発した、
エモーショナル・リ・バース・セラピーを
使う頻度も多いです。

その結果、
かなりラクになっていけます。
でもプチフラは、
一つひとつが小さいので、
取り組むほどではないと
私自身、スルーしてました。

でもこのプチフラをこまめに
クイック・マインドフルネス・テクニック
（拙著でも解説したエモーショナル・リ・バース・セラピーのひとつ）
でクリーニングすると、
作業量に比例して、
すごくラクになっていくんですね。

このプチフラを侮りスルーすることなく、
出てきたことに対し気づき、
解消していくと、
いいことがたくさんありそうです。

例えば、ブログやメルマガを書くのが格段にラクになり、
無理なく大量に記事更新できるとか。
日々の気分が軽くなり、
何事にも積極的になれるとか。
プチフラによる脳の負荷が減り、
頭の回転が自分比アップするからです。

このプチフラは長年蓄積している
感情の一種。

五感に分解できないほど原初的でもないけれど、
ストーリーがあるほど秩序立ってもおらず、
断片的な五感記憶を伴う心の傷という
中間的な存在。

このプチフラへの取り組みも、
最近関心を持っていることのひとつです。

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