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攻撃的な人が怖いし苦手 攻撃する心理を理解しラクに対処

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「攻撃的な人に対する対処法」上のプレーヤーで聞くこともできます。
よろしければ音声を聞きながら、最後まで記事を読んでみてください。

 

こんにちは、心理カウンセラーの高牟禮(たかむれ)です。

攻撃的な人に対処するのは、
誰にとっても難しいことと思います。

恐怖を感じ、
追い込まれがちです。
そのためついつい
攻撃的な人を避けたくなってしまいますよね。

でもこのやり方でうまくいった、
という話はあまり聞きません。
ますます苦手になり、
同じ空間にいるだけで
耐え難くなってしまうことも
あります。

とは言え相手の攻撃に敵対し強く言い返すと、
逆ギレされ、収拾がつかなくなってしまうリスクが高いです。

この対処が難しい、
攻撃的な人への対応のポイントをお伝えします。

攻撃的な人の心理を理解すると恐怖心が減る

攻撃的な人と言うのは一見強く見えます。
しかし実際のところどうなのでしょうか?

本当に強い人というのは
余裕があるはずです。
しかし、いつでも攻撃的だとしたら
余裕がない可能性が高いです。
本当は自分自身も怖さを感じていて
でもそれを知られたくない。
その手段として攻撃的な態度を
身につけた可能性が高いのです。

だから必要以上に
威圧的で
相手に恐怖を与えるような
振る舞いをします。
「攻撃は最大の防御なり」
という発想ですね。
あの攻撃性は
何かこちらに落ち度があり
それを怒っているわけではないのです。

あるいは普段、
他の誰か、あるいは何かに対し
脅かされていたとしたら
その鬱憤が溜まりに溜まっています。

すると「自分より弱い」と思った相手に
自然に攻撃的になってしまうことが
あるのです。

あるいは「負けたくない」と思っている相手に
何が何でも勝とうとムキになることも。
その相手に対して負けてしまうと
自分の中の不全感が刺激され
堪え難い辛さに陥ってしまいます。
そのため、何が何でも
勝とうと突っ張り続けるのです。

つまり、攻撃的な人は
何らかの不全感や劣等感を強く持っている
可能性が高いです。

つまり、それを刺激するような言動は
ますます相手を攻撃的にしてしまうので
避けた方がいいでしょう。

しかし、こちらが怯えオドオドしていると
それはそれで
普段の不全感を晴らすための
ターゲットになるのです。

この段階で、
攻撃的な人に対してだいぶラクになる方も
おられることでしょう。

一番辛いのは、
相手のことがわからないこと。
理由もわからず攻撃にさらされると、
それこそ対処のしようがありません。

しかし、攻撃的な人の心理がわかってくると、
正体がつかみやすいので、
それだけで心理的な負担が減るのです。

もちろん、心理的理解だけでは、
十分ではないこともあります。
そんな時は、相手の心理状態に応じた対応が
必要になってきます。

攻撃的な人への対処法がわかっていても、難しく感じるのは当然です


相手が攻撃的だと、
どうしても緊張してしまいますよね。
それは当然の反応なのです。
危険を感じるため、
自分を守ろうという
本当的な反応として、緊張が起きるのです。

そして気持ちにも、
余裕がなくなります。
相手に対して張り合おうとするか、
逃げ出そうとするか。
この両極端になりやすいのです。

そのため攻撃的な人が目の前にいても、
極端な反応にならず、
対処法を使えるだけの
心の余裕が必要になのです。

この心の余裕を確保するには、
危険を感じた時に起きる
自然な反応である緊張を活用します。

多くの人は「緊張はいけない」と
思いがちです。
そのため無理に
緊張を緩めようとすることで、
ますます余裕がない状態になってしまうのです。

攻撃的な人が近くにいて、
身体が緊張してきたら、
その緊張を肯定するのがお勧めです。

あるいはさらに一歩踏み込んで、
意識的に今ある緊張を
少し強めてみるのもいいでしょう。
これは心理的に
安心感をもたらします。

緊張は危険から自分を守る
本能的な反応です。
その緊張が強まると、
「守られ感」も強くなり、
安心感も増すのです。

攻撃的な人が近くにいるときに、
身体の緊張をなくしてしまうと、
「無防備感」が強くなり、
不安や怖さが増すのです。

不安や怖さがあると、
冷静に対処することが、
より難しくなってしまいます。

緊張を意識的に強め、
「安心感」「守られ感」を持てるようにすることで、
対処法を行いやすい、
心のコンディションになっていくのです。

「安心感」「守られ感」を心にインストールすると、攻撃的な人に対する打たれ弱さを解消できる

相手が攻撃的だと、
どうしても緊張せざるを得ません。
その緊張を活用する方法は、
まずは対処法として有効です。

身体の緊張を意識的に強めることを通して
集中力も高まります。
その結果、攻撃的な人がいても、
大丈夫になっていくのです。
打たれ強くなっていきます。

ポイントは身体を緊張を強め、
その時の緊張感を
しっかり観察すること。
この集中がキモです。

その具体的な方法の一つは、
昨年発売した拙著、理由のない不安を一瞬で消す方法(主婦の友社)
二章において「マイナス感情が溢れ、収拾がつかないときの対処法」
として紹介しています。

身体をひねったりそらしたりしつつ、
その時の体感覚を
観察するのです。

このメソッドを行う時、
「良い」「悪い」という判断抜きの、
ニュートラルな状態で体感覚を見つめるので、
マインドフルな状態に入ります。

同時に身体をあらゆる部分を
緊張させることで、、
危険に対する安心感が得られるのです。

この体験を繰り返すと、
集中力はアップしますし、
外の危険に対する「安心感」、「守られ感」が、
心にインストールされていきます。

するとこのメソッドを行なっていない時も、
集中力アップによって心の強さが保たれ、
「安心感」、「守られ感」も
持てるようになるのです。

すると攻撃性のある人がいても、
以前に比べると全然大丈夫になります。
打たれ弱さが解消されたのです。

攻撃的な人が、意見を言うたび反論してくるときの対処法

こちらが何か意見を言うと、
必ず反論されることってありますよね。
あるいはこちらが言い終わる前に、
自分の話を始めることも。

こういったことをされると、
屈辱感、敗北感を感じて当然です。
これは攻撃的なコミュケーションの
典型的なもののひとつです。

このような言動の目的は、
相手を負かし、
自分を優位に持っていくことです。
そんなときは、
普通の話し合いになりません。

何が一番妥当かを
まじめに話し合おうとしても、
噛み合いません。

なぜなら最初から、
相手にその気はないからです。
自分の方が上と
証明すること以外関心のない状態です。

ですから正論で、
打ち負かそうとすると、
攻撃的な人は声を大きくしたり、
まくし立てたりと、
勢いで優位に立とうとします。

そんな時の対処法は、
3つあります。
ひとつは黙って、
その場を立ち去ることです。
可能ならば、
これが一番いいでしょうね。

2つ目は相手の言い分が正しいと、
花を持たせることです。
これは抵抗感のある人も
多いでしょうね。

でも正論を言って平行線が続き
疲れるくらいなら、
相手に花を持たせ
その場を納める方が
ラクなこともあります。

3つ目は、相手が何を言っても
反応しないことです。
そうすると面白くないからと
挑発してくることもあるかもしれません。
それでも相手にせず放置していると、
戦いがいがなく、
去っていくことでしょう。

攻撃的な人が威圧してくるときの対処法

攻撃的な人が責めてくるというのは、
反論タイプとは
対応が違ってきます。

相手はより積極的なので、
プレッシャーも、
より大きいです。

そのために
どうしても萎縮しがちです。
でもそうると、ますます
攻撃的になることが多いのです。

相手が理不尽なことで責めてくるときは、
基本的に自分の不全感を解消するために
それをやっています。

そのとき下手に出ると、
相手は安心して、
ますます攻撃するようになるのです。
それを防ぐには、
相手の声の勢いに
負けないようにする必要があります。

相手の声の大きさと同じか、
やや弱目がいいでしょうね。
相手より大きいと、
攻撃的な人はムキになってしまう
リスクがありますので。

「はい」といった
相槌を繰り返しつつ、
相手が言わんとするところを要約して、
伝え返していきます。

声の勢いが適切だと
これだけで
相手の攻撃性が弱まり
止まることも多いです。

相手が責めてくると、
何を言えば適切なのか、
と困ってしまうことも多いと思います。

しかし、何を言うかもありますが、
どう言うかが、
大事です。

弱々しく萎縮した様子で
言うと何を言っても、
相手の攻撃は続くでしょう。

しかし、相手の激しさにチューニングし、
やや弱めながらも、
同じような調子で言葉を返すと、
その攻撃性が中和されていくのです。

この方法は非常にパワフルですが、
万能ではありません。

例えばクレーマーのように、
最初から「誠意」が目的なら
どう対応しようとも、
「誠意」を示さない限りは、
攻撃は収まりません。

あるいは何らかの恨みを持っていて、
積極的に「傷つけたい」と
思っている場合もそうです。

そんなときは、
当事者同士では、
問題が解決しないことも多々あります。
より力のある第三者の
援助が必要になってきます。

以上、ご参考になれば幸いです。

 

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