こんにちは、心理カウンセラーの高牟禮(たかむれ)です。
カウンセリングをしていて感じるのは、
目標達成の大切さ。
目標が明確で、
そこに近づくための
具体的なやりとりができる人は、
最初の段階でのコンディションの良し悪しより、
回復にプラスに働くことが多いです。
この目標を大切にするのは、
目標達成至上主義と誤解されがちですが、
全く違います。
ある意味、
最初に立てた目標を
達成しなくてもいいんです。
まずは目指す方向性を打ち出すこと。
そして、近づくための取り組みを
続けていくこと。
必要な部分は、
相談したり協力してもらいながら、
取り組んでいくこと。
この過程が
とても大切ですね。
このような試行錯誤の中で
目指す方向が変わってもいいのです。
最初に目指していたものが、
「違う」とわかっただけでも
収穫です。
自分にとって納得のいく
本来の方向性を見出す、
きっかけになりますよね。
だからある意味、
目標は何でもいいんです。
仮目標ですね。
目標を立てることをきっかけに
変化が始まる。
変化のための仕掛けとしての
目標設定ですね。
これはとても効果的です。
でも仮の目標を立てることすら、
難しいと感じるときもあります。
その原因は、ほとんどの場合、
コンディションの問題が絡んでいます。
そんなときは、
コンディション改善していくことを
目標にするといいでしょうね。
一般的な目標は
ゼロからプラスを目指すもの。
そしてコンディションの改善は
マイナスからゼロ目指すもの。
スタートラインとゴールが
違うんですね。
この方がハードルが低いので
プレッシャーがかかりません。
楽に取り組むことができます。
そして取り込む際は、
できるだけ具体的な目標にすることが、
コツになります。
例えば、コンディションが少し改善したら、
どんな行動が可能になるか?
と問いかけてみるのです。
とても小さな事で
かまいません。
例えば、近くのコンビニまで
一日一回、行けるようになる、とか。
今の自分の身の丈にあった
具体的な目標を立て、
達成できるように取り組むところから
始めのがお勧めです。
この目標設定のやり方。
ゼロからプラスの目標を立てる際も、
同じです。
ポイントは、
具体的な行動目標にすることですね。
目指す状態を目標にすると、
うまくいかないことが多いですね。
例えば月収100万とか。
このような目標設定は
具体性がないので放置状態になり
達成できない可能性大です。
金額を目標にするのではなく
月収100万円を可能にする
具体的な行動を目標にするんですね。
そして、行動できたか、
できなかったか。
そこにフォーカスし、
取り組むことですね。
ここでは大きめの目標を例に出しましたが、
コンディションの問題が絡むときは、
背伸びは禁物です。
身の丈にあった、
具体性のあるものがお勧めです。
そしてもう一つ大切なこと。
具体的な行動目標は
いくつもあります。
一つ一つに積み上げることで
最終的には
望んでる状態になることを目指しますが
達成できたことを
おざなりにしやすいのです。
まだやれてないことばかりにフォーカスして
焦りや欲求不満になりやすいです。
そんな時、自分ができた行動を
ちゃんと意識し、
認めてあげることが大切です。
「◯◯ができたね」と
褒めたり労ったりするのです。
すると元気が出てくるのです。
それは新たな行動目標に取り組む
エネルギー源になります。
でも達成したことを評価することなく
まだできてないことばかりにフォーカスすると、
だんだん疲れてきます。
すると気持ちが焦るばかりで
前に進む力が湧いてこなくなってしまうんです。
当然行動が滞りますよね。
気持ちが焦ってくると、
いつのまにか望ましい状態と現状のギャップばかりに
意識が向き、
空回りしやすいです。
そんな時は
今までやってきたこと達成したことにフォーカスし
しっかり労うことです。
その結果か高まってきたモチベーションで
行動する。
その成果を褒めることで
エネルギーが深まっていく。
このプラスの循環を維持することが
目標を達成する上では
とても大切です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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