こんにちは、心理カウンセラーの高牟禮(たかむれ)です。
私たちの気分が変化するのは
いろんな原因があります。
でもそれは、
心理的な要因ばかりではありません。
体調が優れないと気分悪くなりますし
雨が降ったり湿度が高くてもそうですよね。
心理要因の場合は、
何らかの状況に対して気分が変わります。
自分にとってマイナスと捉えると
気分は悪くなり
プラスと捉えると良くなります。
そしてもし、過剰にマイナスに捉える傾向があるならば
ほとんどの出来事で
気分は悪くなってしまいます。
ではなぜ、
そのような状態になってしまうのでしょう。
それはセルフイメージの低さと
関係しています。
生活の中で何らかの出来事があるたび
気分が悪くなるとしたら
悪い出来事ばかりが起きているというよりは
セルフイメージの低さのため
そのようにしか感じられない可能性が高いです。
ただセルフイメージは
簡単に変わるものではありません。
子供の頃からの周りの環境や行動の積み重ねによって
時間をかけ形になったものだから。
もし普段の気分が
心理要因であまりにも悪いなら
その気分を改善していけるといいですよね。
しかしいきなりセルフイメージを
変えようとしても時間がかかりすぎます。
まずは別の切り口で
楽になるように働きかける方が現実的です。
いろんなアプローチがあります。
私がよく使うのは
日々の気分やそれに伴う思考に
意識的になっていただくこと。
これらはセルフイメージの低さによって
生み出された副産物。
まずはこの副産物から
解消していくということですね。
セルフイメージの低さという
大元の原因はあまり変わらなかったとしても
悪い気分に自体には対処できるようになる。
そんなスキルを身につけることが
まずは助けになるのです。
ただこのスキルを身につけるには
ある程度の心の余裕が必要です。
自分の心の動きを
観察していくわけですから。
そんな余裕がない時は
もっとマニュアル的な方法を使います。
セルフイメージが低いということは
自分に厳しいということ。
常に自分を責めているということ。
この自責を中和する言葉を
気分が悪くなるたびに唱えてもらいます。
すると実績が悪くなり
セルフイメージの低さが
一時的に和らぐのです。
すると気分も
不思議なぐらい良くなったりします。
ただこれらのテクニックは
セルフイメージそのものを
高めていくものではありmせん。
すぐに気分を改善できるというメリットはあるけれど
本質的な改善にはつながらないのです。
まずは気分を楽にしつつ
時間と手間暇がかかる
セルフイメージの改善に着手する。
心理要因で気分が悪い方は
このような道筋で楽にしていくのがお勧めです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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