こんにちは、心理カウンセラーの高牟禮(たかむれ)です。
毎日のようにカウンセリングをやっていますが、
そのモチベーションは変わりません。
なぜなら、常に伸びしろがあるからです。
何かを変えると少し良くなったり
そうでもなかったり。
このような試行錯誤を繰り返すことで
セッションのクオリティは上がっていきます。
このような取り組みを日々続けていると
時々突然変異のような進化が起こることがあります。
今までできなかったことが
突然可能になるんですね。
この仕事していて
一番楽しいと思える瞬間です。
最近も、突然変異がありました。
するとカウンセリングの進め方も
変わります。
最近、突然変異的に進化したのは
私が考案したエモーショナル・リ・バースセラピーの中の
クイック・マインドフルネス・テクニック。
感情の処理能力が
数段アップしましたね。
最初はふとしたことで
セルフワークの中で見出しました。
しぶとくこびりついた過去の記憶が
あっけなく解消してしまったのです。
何回かやりましたが
全部上手くいきました。
セルフワークでの再現性の高さが確認できたので
カウンセリングにも導入してみました。
クライアントさんの反応も上々。
今までならもっと時間のかかる
アプローチをとっていましたが
新しいテクニックを用いることで
より短時間かつ効果的に
セッションできるようになったのです。
しぶとい心の傷に対して
より楽に対応できますね。
一番嬉しかったのは心の傷だけでなく、
強いこだわりがあるときでも
このテクニックを使うと
ほんわかした雰囲気に変わります。
強いこだわりは、
カウンセラー、セラピストにとって、
最も難しいテーマの一つです。
もちろん全て迅速に
対応できるわけではありませんが
今までにない
反応の良さは感じられます。
クライエントさんの表情が
まるで違いますね。
もともとこの分野は得意なほうではありましたが
ここに来てまた頼りになるアプローチを
手にした感じです。
このような突然変異があると
それが呼び水となって
他のアプローチも技術革新が
進むことが多いです。
今回もそのような展開になっていて
セルフワークで
より深い感情に働きかけることが
できるようになりました。
おかげで今までにない
身体の軽さを感じています。
身体に蓄積している
記憶以前の断片的な感情のかたまりが
ごそっと抜けたからです。
そのおかげで、
カウンセリングを進めていくときの
自分の状態も変わりました。
クライエントさんがお話しされる時、
気持ちの動きが
今まで以上にダイレクトに伝わってくるのです。
と言っても過敏になったわけではなく
自分の心はニュートラルなまま。
そのため言葉の返し方のクオリティも上がり、
クイックマインドフルネステクニックを
使わなかったとしても
より短時間で完結感が出てくるカウンセリングが増えました。
自分にとっていいことだし、
クライエントさんとってもプラスになる。
いいサイクルが
回っていると思います。
このいい感じを、
興味があるカウンセラー、セラピストさんにも
分かち合っていければと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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