こんにちは、心理カウンセラーの高牟禮(たかむれ)です。
セッションの要所要所で
私が開発したオリジナルメソッドを使う
そんな流れが多かったですね。
例えば、インナーチャイルドワーク。
インナーチャイルドワークと
一般的にはとてもゆっくり進めるイメージが
あるかと思います。
もちろんそのような使い方も
とても有用です。
ただそのような使い方オンリーだと
現場では使いにくい時もあります。
もっとコンパクトに
セッションの中の一部として使えるほうが
使用頻度があがりますね。
どんな時に使うことが多いかと言いますと
クライエントさんの
気持ちと思いが平行線になっている時。
そんな時はカウンセラーとクライエントさんの
対話を中心に進めるよりも
クライエントさんの中の大人の部分と子供の部分。
理屈と感情と言ってもいいかもしれません。
この二つの対話を促すことで
カウンセリングが進むことが多いですね。
お互い平行線になり高まっていた内的緊張が
調和とともにリラックスムードになっていく。
自分の心の中で起きていた喧嘩がおさまり
和解していく。
インナーリレーションシップが
改善していくと言ってもいいでしょう。
その手段としてのインナーチャイルドワーク。
それは大掛かりなトラウマを解消するワークだけではなく
ちょっとした行き詰まりに
使うこともできるのです。
そのような使い方で
1セッションの中で、
5回も6回もインナーチャイルドワークをやることも
少なくありません。
しかも50分の中で。
一般的なチャイルドワークは
60分なり90分の中で
ゆっくりじっくりやっていくものがほとんど。
だからこのような
インナーチャイルドワークを
頻繁に行うカウンセリングスタイルは
かなり珍しいかもしれません。
しかしこのような使い方をすると
とても小回りが効き
クライエントさんの行き詰まりを
サクサク解消することができます。
デモ的なカウンセリングは
派手な大技で
展開もダイナミック。
魅せることが、
目的ですから。
しかし、見た目インパクトが高い割には
セッション後の変化が
定着しにくい傾向があります。
一方小回りの利くチャイルドワークで
痒いところに手が届くような進め方をすると
行ったことが定着し
変容につながりやすい。
そんな傾向があるように思います。
今後もクライエントさんにとって
プラスになるものを
日々のカウンセリングを通じて探求し、
メルマガやセミナーを通じて
分かち合っていければと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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