こんにちは、心理カウンセラーの高牟禮(たかむれ)です。
先日、私が開発した
エモーショナル・リ・バース・セラピーの
プラクティショナー向けの講座をZOOMで行いました。
日々自分自身やセッションで使っていると、
細かい疑問点が出てくるものです。
そこをフォローしていく、
という流れで進めていきました。
エモーショナル・リ・バース・セラピーは、
過去の記憶と結びついた感情だけでなく、
記憶のない心の傷や、
日々溜め込んでしまった感情を開放することもできます。
この溜め込んでしまった、
ある種、宿便のような感情を、
蓄積感情と呼んでいます。
プラクティショナーコースでは、
その触りの部分をお伝えしているのですが、
身体の側面に溜まっている感情について
質問をいただきました。
身体の側面に溜まっている蓄積感情へのアプローチも確立していて、
それをお伝えしました。
一番溜まりやすいのは、
腕の付け根のあたりということが
わかっています。
普段は潜伏していて、
気分の悪さ、コンディションの悪さとして
影響はしているけれど、
気づくことが難しい感情。
腕の付け根周辺の蓄積感情を浮上させ、
開放する方法のひとつを
お伝えしました。
すると急に
咳が出そうになったそうです。
咳というのは、
蓄積感情が開放される際の、
典型的な反応のひとつです。
蓄積感情が咳という形で開放されると、
腕の付け根あたりの浄化が進み、
身体が軽くなり、
気分も爽やかになってきます。
セミナー中にこのやり方を続けるのは
咳が大量に出て大変なことになりそうでしたので、
後ほど試すことにされたようです。
このように普段は全く意識していない感情も、
しかるべきアプローチを行うと、
堰を切ったように開放されることもあるんですね。
その秘訣は、自然治癒力活性化させる、
いくつかの原則を活用していること。
技法はこの原則に基づいて考案し、
自分自身や現場で検証を続けています。
おかげで様々な、
他に類のない技法が生まれ、
感情開放のレベルがどんどん上っています。
まだまだ探求は続きそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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