こんにちは、心理カウンセラーの高牟禮(たかむれ)です。
このブログを読んでいただいてる皆様の中にも
慢性的な気分の悪さに悩んでおられる方は、
いらっしゃるでしょうね。
私もそうでした。
私がそれを自覚したのは
休職に陥る前あたりですね。
今振り返れば環境的なストレスは
大学時代から始まっていました。
何とか工学部に入りはしたものの
適性がないことが明らかに。
周りの人にどんどん置いていかれ
進級や卒業も危機的状況に。
猛烈なプレッシャーを感じつつ
形だけは何とかなりましたが。
ある時期までは
試験や進級が危ういと焦る夢を
よく見たものです。
そしてエンジニアとして
社会人生活をスタート。
元々やりたかった
アナログ的なオーディオ関係のエンジニアでなく、
デジタルな映像関係の技術職。
今ならばデジタル的な映像の方が、
将来性があるので
ある種必然ということは理解できます。
しかし当時は、
不本意な仕事をさせられてるという思いばかり。
しかも猛烈な残業や休日出勤の連続。
これらの外的なストレスや
内面的な不全感が溜まりに溜まりました。
加えて学生時代のストレスも重ったことで
限界を超え
休職に陥ったのです。
それ以降慢性的な気分の悪さと
体の痛みや疲れに
20年以上苛まれることになりました。
この苦しさから解放されたのは
ストレスからくる蓄積感情の
解放技術が進んだから。
蓄積感情というのは、
自分の体にたまり続ける感情のことです。
この感情は早い段階で開放すれば、
気分もすっきりします。
しかし放置したまり続けると、
体の奥深くにたまり続け、
一般的な感情開放の技術では、
届かなくなってしまうのです。
こうなると何をやっても、
重苦しい感じが
残り続けるようになってしまうのです。
私の知る限り
このような蓄積感情を開放する技術は
当時はありませんでした。
今では概念としては
書籍としてちらほら出てくるようになりました。
しかし未だに具体的な方法として
自分にしっくりくるのは
手前味噌ですけれど
日々開発を受けているオリジナルメソッド(エモーショナル・リ・バース・セラピー)ですね。
今でも毎日やっています。
おかげさまで慢性的な気分の悪さは
ほぼほぼ解消できましたし、
今では気分の良さを維持するために
行っています。
このような不調をもたらす蓄積感情があると、
常に圧迫感を被ることになります。
ただずっとあるので、
いつのまにか当たり前になってしまい
自覚症状が無い方がほとんどです。
私もそうでした。
でも開放が進むと、
圧迫感がなくなってきます。
気分も良くなってきます。
信じられないほどに。
でもこの蓄積感情の解放は
カウンセリングで行うだけでは
焼け石に水。
なぜなら膨大すぎて
一向に進まないから。
でもやり方が身につき、
日々自分で実践するなら
開放が進むようになります。
ただ開放の進捗状況によって
必要な技術は変わってきます。
きめ細かく
お伝えする必要があるんですね。
それは書籍や動画では
対応しきれない部分。
個別対応が必要になってきます。
つまりカウンセリングでは、
蓄積感情の解放がメインではありません。
もちろん開放も行いますけれど、
やり方を個人レッスンしていく
という色合いが強いですね。
カウンセリングの初期は
蓄積感情が大量にあるので、
それにマッチしたやり方。
ただある程度解放されてくると
効果を感じられなくなってくるんですね。
体の表面ではなくて深部に溜まっている感情に
働きかける方法が必要になってきます。
それはいきなり教えても
ピンとこないことがほとんど。
ある程度解放が進んで初めて
手応えを感じられる。
そのような段階が
いくつもあるんですね。
もちろん全ての人にとって、
蓄積感情の取り組みが
最優先というわけではありません。
ただ慢性的な気分の悪さや
心因性の体調の悪さがある方は、
蓄積感情の解放という切り口が
助けになることが多いですね。
以上ご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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